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(2008年03月31日)
去る3月20日(木)、大分市内のiichiko音の泉ホールにおいて、第46回音楽科卒業演奏会を開催しました。
演奏したのは、学内の卒業試験に相当する「卒業演奏」で優れた成績を上げた16名の2年生です。およそ5人に一人という狭き門を突破してステージに上がった学生たちは、渾身の演奏を披露して、詰めかけた市民の皆さんから大きな拍手をいただきました。
以下は、音楽科・石山聡准教授による報告です。

平成20年3月20日、木曜日午後6時半からiichiko音の泉ホールで第46回音楽科卒業演奏会が催されました。芸短での2年間の研鑽を積んだ成果を結実させる場所でもあります。
音楽は作曲されたままでは聴衆に届きません。演奏という「音」の表現が加えられ、始めて音楽芸術として形を成します。演奏するのは、機械ではなく生身の人間です。したがって、同じ「音」は二度と作ることは出来ません。「音」は生まれると、直ちに消滅します。音楽芸術は一回限りの表現芸術なのです。
後期試験を経て選出された16名の学生は、この一回限りの表現芸術に熱い思いを込めて音楽芸術を創作していました。彼等は、音楽芸術は一回限りの表現芸術であることを本能的に体得し、思いの全てを懸けて演奏したのです。学生の技量については、まだまだ及ばざるところがあるのは、いうまでもありませんが、しかし出てくる音楽は聴くものの心を打ち素晴らしい可能性を秘めた音楽であったことは確かです。
彼等を指導したものの教員の一人として、私は彼等の成長を目のあたりにした幸せを噛みしめることが出来ました。彼等の可能性がこれからも限りなく成長して結実するであろうことを信じ、かつ祈るものであります。