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(2007年12月14日)
12月8日(土)午後1時から同9時まで、大分市のiichiko総合文化センター映像小ホールで、韓国のDVD「発掘された過去」上映会が行われました。
このDVDに収録されている韓国映画4本は、日本支配時代の1940年代に制作され、数年前、北京の中国電影資料館で約半世紀ぶりに確認されたものです。今回、本学と韓国映像資料院との共催によって日本で初めて上映されました。
上映された映画は「半島の春」(1941年、イ・ビョンイル監督)、「家なき天使」(同、チェ・インギュ監督)、「志願兵」(同、アン・ソギョン監督)、「朝鮮海峡」(1943年、パク・キチェ監督)=上映順=の4本。
事前に大分合同新聞、毎日新聞、西日本新聞、OBS、共同通信などで大きく報道されたこともあり、当日の会場は多くの観客が訪れ、一時は入場をお待ちいただくほどでした。
上映会には、DVDの制作に当たられた映画評論家の金鍾元氏(東国大学校映像大学院兼任教授)が来日され、解説を務められました。
以下は上映会スタッフとして参加した学生によるレポートです。どうぞ、ご覧ください。
映画評論家の金鍾元先生によると、日本支配時代に制作された韓国映画は「消極的親日」「積極的親日」「日本人監督による軍国主義映画」の3種類に分類されるという。日本人が制作・演出し、韓国人が演技するという映画も多かったという。
金先生は「映画は風俗、宗教、言語など、その時代を反映する。失われた時代の風物が、映画発掘によって復活させられたのです」と語る。
映画をよりよく理解するためには、時代背景や歴史などをよく知らねばならない。私は植民地時代の映画を見ながら、どれくらい日韓の歴史を学んだのだろうか、と改めて考えさせられた。
休憩時間に、金先生と韓国映画について話する機会があった。金先生は私たちの未熟な韓国語にも一生懸命耳を傾け、笑顔で相手をしてくださった。国も言葉も年齢も異なる私たち。しかし、そこにつながりをもたせたのは「映画」そのものだった。
「人間の情があると、人と人の壁は取り払われる。映画も壁を取り払うものです」。解説の中で、金先生が話された言葉がとても印象に残った。
(情報コミュニケーション学科1年・本村裕美)