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公開講演会「Visit China ようこそ長春へ」を開きました

(2007年11月12日)

講演会風景

 10月30日(火)午後1時から、人文棟視聴覚室で公開講演会「Visit China ようこそ長春へ」を開催しました。中国東北部にある長春市(旧新京)の「長春対外経済技術合作有限公司」福岡事務所首席代表を務めている李環宇さん(女性)に、日本で過ごした16年間を振り返り、日本と中国の絆について語っていただきました。

 李さんは1991年に来日されました。当時は中国からの留学生は珍しい時代でしたが、先駆者として、その道を切り開いてこられました。

 以下は、講演を聞いた学生の感想です。どうぞ、ご覧ください。

「好奇心、向上心、感謝の気持ち」を強調

李環宇講師

 李環宇さんは常に前向きの人だ。講演では来日後、どのように過ごしてきたかについて時間を割いて語ってくれた。

 日本語学校に通い、福岡女子短期大学(太宰府市)に入学した。さらに「時代はITだ」と福岡工業大学へ進学。卒業後は、日本の電機会社に就職した。「長春では日本語を生かす場がない。身につけたことを生かさねば何にもならない」と思ったからだという。

 しかし、会社での仕事は主に通訳や翻訳だった。「誰でもできることだ。もっと別のことを勉強したい」と、休職してスイスへ旅立った。マネージメントを勉強するためだ。だが期待はずれに終わった。「500人の生徒のうち450人が中国人でした。外国語が勉強できると思ってきたのに……」。苦笑交じりに語る。

 日本語、秘書業務、パソコン、そしてスイスでの勉強……。李さんのエネルギッシュな活動力は、どこからくるのだろう?

 「自分でやってみないと分からない。行ってみないと分らない」「人生は一度なのだから、自分で色んなことをやりたい。楽しくね」。

 何よりも好奇心と向上心が旺盛なのだ。現在、中国人研修生を日本へ送り出す窓口の仕事をしている。「日本に住んでいる皆さんは、いかに恵まれた環境にいるか分からないでしょう。でも一歩でも外国に出てみて、同世代の若者がどんな生活をしているのか見てほしい」。

 日本と中国の架け橋になった16年間。李さんは「助けてくれた人がいたからこそ、私は今までやってこられた。感謝の気持ちをもっていれば、きっといいことがあります」と話された。

 「大学を卒業して色々な人生が始まるのです」と李さん。私に今できることは何か、今しなければならないことは何かを、改めて考えさせられた講演会だった。

(情報コミュニケーション学科1年・本村裕美)

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